真魚瀬安里(まなせ・あんり) 千葉県保波市に在住し、県立保波高校に在学する女子高生。それは仮の姿で、本当は妖精世界ミスティシアのマリーノ王国からやってきた人魚アンフィリット。妖精世界ミスティシア内では優秀すぎために周りからひがまれて人間界に来てからもあまり他人と馴れ合うことはなかったが、水の妖精の勇士・アクアティックファイターとして覚醒してからは仲間とのやり取りや助け合いの意思を持つようになる。 勉強やスポーツや歌舞にはたけているが、料理や裁縫などの家庭的なことが苦手。人間姿は茶色のセミロングウェーブヘアと眼を持つが、人魚及びアクアティックファイターの姿は深いピンクのロングウェーブヘアに薄紫色の眼とパールパープルのフィッシュテールスカートのセパレート衣装と薄紫色のヒレと鱗を持つ。1月12日生まれ。 名前の由来はギリシア神話の海神ポセイドンの奥さん。 宇多川比美歌(うたがわ・ひみか) 安里が最初に出会ったアクアティックファイターで、歌手を目指す女子高生。父は人間のタクシー運転手で、亡き母がミスティシア生まれの妖精・セイレーンのハーフのため歌が得意。また父子家庭なので家事も出来る。気づかいは出来るが、気にしやすい性格。普段は褐色のセミショートヘアと眼でアクアティックファイターの姿はオレンジ色のショートウェーブヘアとマリンブルーの眼に背に海鳥の翼を持ち白地に音符と五線譜をあしらったタイトドレス。6月9日生まれ。 根谷法代(ねや・のりよ) 安里の近所に住む当初小学生の女の子。祖母がミスティシアの海藻の妖精・ウィーディッシュで父や弟には妖精の力が受け継がれずに法代がアクアティックファイターとなる。のんびりしているが責任感がある。運動が苦手でよく転ぶ。普段は黒髪のストレートロングだが、アクアティックファイターの姿は灰茶色のツインテールに緑色の眼と海藻をあしらったドレス。8月20日生まれ。 朱堂炎寿(すどう・えんじゅ) 最初はマリーノ王国を支配した海賊・ドレッダー海賊団の一員で下半身が蛇尾になっている炎蛇族の少女。冷酷ながら卑怯を嫌う性格だったためにアクアティックファイターとして覚醒し、ドレッドハデス亡き後はマリーノ王国で罪滅ぼしをし、安里の両親のはからいで人間の学校に入り安里の従姉妹として生活している。炎蛇族及びアクアティックファイターとしての姿は瑠璃色のハーフアップに赤い眼と赤と黒のスリットドレス。11月15日生まれ。 〈主人公の関連人物〉 ブリーゼ 安里の両親に仕えていたカモメ姿の不思議生物。人間界では安里の母親・真魚瀬潮となっている。心配性で家庭的。 ジザイ 安里の両親に仕えるウミガメ姿の不思議生物。人間界では安里の父親・真魚瀬濱吉となっていて、清掃会社に勤めまたマリーノ王国に戻って悪者の情報を収集することもある。 神奈瑞仁(かんな・みずひと) 安里と同じ高校の同級生で明るく快活だが、失敗すると相当凹む。バスケットボール部員。 田所郁子(たどころ・いくこ) 安里と比美歌の同級生で比美歌の中学校時代の友人。手芸部員で家はデザイン会社なので長期休みの時には旅行に行けるほどの金持ち。鈍そうに見えるが勘は鋭い。 深沢修(ふかざわ・おさむ) 安里の同級生のクラス委員長。毎回の試験は必ず上位になる優等生。 江口吉男(えぐち・よしお) 安里の1年生の時の担任の先生。担当教科は国語。 鈴村史絵(すずむら・ふみえ) 神奈くんの幼なじみの女の子。小学校卒業してすぐ台湾に引っ越しし、高校1年の夏に帰国して保波高校に転入してくる。美人で社交的だが女子からはあまり好かれていない。 脇坂迅(わきさか・じん) 真魚瀬家の引っ越し先のマンションの先住民で舟立高校の生徒。安里に興味を持つ積極的な男子。 |
---|