後日談は女皇となったジュナの恋と結婚、そして母になるという設定にしておいた。ジュナの夫となったフレデリックがなんか大人しいのは、ジュナは父親みたいな男性が好みではないのだろうか、と作者ながらつくづく思った。 そして母となり、夫との死別、未亡人としての余生を影宮で過ごす、子供の結婚、孫の誕生、そして自身の晩年を描いて、今度こそ本当に『フューザーソルジャーズ』を完結させた。 ここまでたどり着くまでに、主人公の進歩と変化、友情、ヒーローとしての憧れと糾弾、解決と多くの問題が出てきて、作者も主人公たちも乗り越えられたと感じている。何より困難だったのは敵やゲストの適応者と融合獣だった。外見も性格も能力も違うからこそ、かえって苦労したと思っている。使わなかった生物モチーフもあったが。 今はまだ未完の物語や新しい主人公を書くために『フューザーソルジャーズ』は一先ず筆を置くことにする。 2018年6月19日分 |
---|